焼き芋ほくほく―。兵庫県丹波市山南町の小川小学校2年生17人が29日、自分たちで育ててきたサツマイモ「紅はるか」を焼き芋にして味わった。ほかほかの焼き芋を半分に割り、「ふーふー」と息をかけながら頬張った。
生活科の授業の一環。今年5月、地域住民から借りた畑に苗を植え、今月、収穫した。児童は焼き上がった焼き芋を手に取り、丁寧に皮をむきながら「熱いけどおいしい」「ほくほくや」などと歓声を上げながら味わった。
児童の一人は「自分たちで苗を植えて収穫したから、すごくおいしい」と笑顔。普段の水やりなど世話を手伝った地域住民は「地域の子どもたちが、すくすく育っているのを見ることができてうれしい」と目を細めていた。