兵庫県丹波篠山市立かやのみ幼稚園(24人)で4日、焼き芋大会が開かれた。園児たちは園庭のたき火で焼いた出来立ての焼き芋を頬張り、「おいしいー」と歓声をあげていた。
同市民生委員児童委員協議会城東支部(熊谷進支部長、16人)との交流事業。
園児たちは、同支部員と一緒に5月にサツマイモの苗を植え、10月には収穫を体験して、きょうを迎えた。
園庭の中央にトタンを敷き、その上にもみ殻や同市特産の黒枝豆の豆殻、山の雑木を燃やしてたき火。園児たちは、濡れた新聞紙とアルミホイルで包んだサツマイモを熾火(おきび)の中に放り投げ、焼き芋が出来上がるのを待った。
園児たちは焼き立ての焼き芋を受け取ると、「いただきまーす」と元気いっぱいにあいさつ。勢いよくかぶりつき、口から湯気を吐いていた。
年長園児たちは、「お芋を植えるのも、収穫するのも楽しかった。焼き芋は甘くてホクホクしていてめっちゃおいしい」などと声を弾ませていた。