モフっと猛禽 電柱のてっぺんに「ノスリ」 ダウンコート着たかのよう

2025.01.04
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電柱のてっぺんにとまる「ノスリ」。寒さに対応するため、モフっとしたフォルムになっている=2025年1月4日午前8時1分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市内の電柱のてっぺんから、じっと周囲に視線を送っていたのは「ノスリ」。丹波地域では冬鳥だ。

全長約60センチ。トビよりも一回り小さく、全体的に白っぽく見えることが特徴。ネズミやモグラを主食とし、ホバリングから急降下して獲物を狙う。

猛禽(もうきん)類ならではのかっこよさもありながら、寒さに対応するためモフモフに膨らんでおり、かわいらしい印象も受ける。

その姿はおしゃれな色合いのダウンコートを着込んだかのよう。望遠レンズをのぞきながら、「寒いよなぁ」とつぶやき、こちらもダウンジャケットのポケットに手を突っ込んだ。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

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