兵庫県丹波篠山市出身でプロ野球・千葉ロッテマリーンズに所属する中森俊介投手(22)がこのほど、地元の少年野球チームのの球児たちとの交流後、記者のインタビューに答えた。一問一答は次の通り。
◆昨シーズンを振り返って
春先、自分の中でうまくいかなくて苦しんでいたが、夏前くらいから調子が上がり始め、最後の方は良かった。来シーズンは良い形で入っていけたらと思う。
◆地元の子どもたちとの交流はどうだった
楽しかった。ただ、丹波篠山の野球人口はまだまだ少ない。自分が活躍し、丹波篠山のこともPRしながら、もっと野球の素晴らしさを広め、野球人口を増やしたい。
◆子どもたちにプロの舞台で待っていると告げていた
まずは自分自身が来年も再来年もずっとプロ野球の舞台でやっていけるように頑張りたい。
◆来季に向けてオフはどう過ごす
力を抜いた状態というか、小さな力で大きな力を生むイメージの取り組みをしている。まだ長いイニングを投げる体力がないので、抜くところは抜いてリラックスして投げ、イニングを稼げるように練習している。昨シーズンは逆に力の入れどころが分からなくなって、調子は悪くないのに球速が上がらないことがあったが、今はすごく調子が良い。改善点があることは「伸びしろ」だと思っているので、まだまだやれると思っている。
◆ふるさと丹波篠山はどんな場所
毎年、後援会の方も温かく迎えてくださることが自分の力になると思っている。
◆来季が迫る
もちろん開幕1軍は狙っている。先発ローテーションの枠が少なくなってきているが、入れるかどうかは自分の実力次第。割って入りたい。昨年目標にしていた規定投球回を達成できなかったので、来季は合計143イニングを投げられるように頑張る。