兵庫県丹波市美術作家協会と三木市美術協会の合同作品展「丹波×三木」が、30日まで三木市立堀光美術館(同市上の丸町)で開かれている。両市の計66人が出展している。3月1日から始まり、作品を入れ替えて18日から後期展が始まった。丹波市11人(33点)、三木市23人(41点)が作品を展示している。
前期展だけで1000人が来場した。1階が三木市、2階が丹波市の作品。展覧会場の入り口は、丹波市の井徳千惠子さんの日本画「生きる」、三木市の竹内康行さんの油彩画「佳会」が飾られている。
協会員は丹波市が22人、三木市が63人。三木市協会事務局の向山裕子さんは「創作のヒントがある。とても励みになる」と喜んでいる。
三木市協会は、春日水彩画展(1996年)大賞、丹波美術大賞展(2013年)大賞の山口敏行さんの作品のほか、「岡本太郎現代美術賞」の入選歴がある高田哲男さんの現代美術作品「幻想万華鏡~聖セバスチャンの殉教」などを展示している。
丹波市協会の磯尾隆司会長が2年前に同美術館を訪れた際、当時の三木市協会の会長と偶然出会い、合同展を持ちかけた。丹波市協会は、外部との交流により刺激を受け、創作に生かそうと、他市の協会と合同展を開いており、今回で3度目。
入館無料。24日休館。午前10時―午後5時。