兵庫県丹波市春日町の「キャリー焼菓子店」が開店10周年を記念し、29、30の両日午前11時―午後4時、丹波の森公苑(同市柏原町柏原)で「森のマルシェ ベイクの日」を開く。10年間でつながりができた店を中心に、菓子、パン、ドリンク、食器などの販売とワークショップの53店舗が出店する。同店の藤本理恵さん(37)と雄大さん(同)は「お客さんも自分たちも楽しめれば」と話している。
イベントには、藤本さん夫妻が育てたサツマイモを使ったチップスやパン、無農薬のレモンやリンゴを仕入れている八百屋、カフェで使用している食器の工房など、店とゆかりの深い人たちをはじめ、県内や京都府の「リスペクトするお店」に出店を依頼した。
地元の版画家、渡辺トモコさんによる10周年記念ふろしきも販売予定。同店をイメージしたキャラクターを作ってくれた人もあり、同公苑内でキャラを集める景品付きラリーも開催する。
理恵さんは「10年やってきたことの答え合わせのような感覚もあり、一度立ち止まって、これからを考える日にもしたい」と話している。
入場無料。出店者一覧はインスタグラムから。