毎年秋、兵庫県丹波地域で開催されている丹波の森国際音楽祭「シューベルティアーデたんば」が、今年は大阪・関西万博の「ひょうごフィールドパビリオン」や、関連イベントの「丹波篠山国際博」の“パビリオン”として参加するため、開催日程を4―10月とし、オープニング・サロンコンサートが20日午後2時からお菓子の里丹波(同県丹波篠山市東吹)で開かれる。
「ひょうごフィールドパビリオン」は、持続可能な取り組みの魅力を地域の人たちが発信するプログラム。今年のシューベルティアーデは「丹波で響き合う竹と糸、そしてシューベルト~日本の篠笛と世界の撥弦楽器の出逢い~」をテーマに開催する。
31周年を迎える今年のシンボルアーティスト「フランツ」は、篠笛奏者の土師あき子さん。オープニングコンサートは「篠笛とリュートの出逢い」と題し、土師さん、リュート奏者の高本一郎さん、テノール歌手の畑儀文さんが出演する。アンジェラ・アキさんの「サクラ色」、鳥取民謡「貝殻節」、韓国民謡「ミリャン アリラン」、シューベルトの「アヴェ・マリア」などを演奏する。
開演前の午後1時半からジャンベ演奏による「ウェルカム・ドラム」が来場者を歓迎する。
前売り2500円(当日3000円)。全席自由、土産付き。問い合わせは丹波の森公苑(0795・72・5170)。