丹波大納言小豆PRに絵本 「いろはちゃんのだいぼうけん」 大学生が製作協力

2025.04.05
丹波市地域地域歴史

完成したオリジナル絵本「いろはちゃんのだいぼうけん」=兵庫県丹波市氷上町成松で

子どもたちに兵庫県丹波市を代表する農産物、丹波大納言小豆に関心を持ってもらおうと、丹波大納言小豆ブランド戦略会議が製作を進めていたオリジナル絵本「いろはちゃんのだいぼうけん」が完成した。同市が連携協定を結ぶ、武庫川女子大学教育学部の学生が描いたかわいらしい絵でストーリーが展開。市内の認定こども園や保育施設などに配布するほか、市内図書館にも置く予定にしている。

丹波市に住む、小豆が苦手な5歳「いろはちゃん」が主人公。ある日、「あずきのくに」から招待状が届き、小豆のおいしさや栄養、種類などを知る―というストーリー。小豆を使ったメニューや、炊き方を紹介したページもある。

同会議は、市や県民局、JA丹波ひかみ、市商工会、市観光協会、丹波大納言小豆生産振興会でつくる。絵本製作は2022年度からの取り組みで、同学部のゼミ生が市内で取材するなどしてまとめた。

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