兵庫県丹波篠山市にある国史跡・篠山城跡三の丸広場で、15日から「丹波篠山デカンショ祭」(同実行委員会主催)が開かれている。72回目となる伝統行事で、城下町が祭りの熱気と「デッカンショ」の声でいっぱいに。16日も同広場で午後4時45分から開幕する。
「デカンショ、デカンショで半年暮らす」などの歌詞で知られ、日本遺産にも認定された民謡「デカンショ節」に合わせ、木造の大ヤグラを囲んで踊る西日本最大級の民謡と盆踊りの祭典。今年もやぐらから響く、丹波篠山デカンショ節保存会による生演奏と「よぉーおい、よぉーおい、デッカンショ」の歌声に合わせ、飛び入り参加も含めて多くの人々が踊りにふける。
初日の15日には踊りの出来を競う競演会などがあり、そろいの法被を着込んだ地元の小学生も参加。美しい踊りと元気いっぱいの「デッカンショ」の掛け声で会場を盛り上げた。
総踊りやフィナーレには打ち上げ花火が夜空に美しい大輪を描いたほか、夜店街もあり、老若男女がかっ歩した。16日も総踊り、打ち上げ花火、夜店街などがある。


























