【高校野球】早瀬朔投手がU18W杯へ 神村学園のエース右腕 最速は150キロ超

2025.08.30
丹波市地域地域注目

今夏の全国高校野球選手権大会の創成館戦で好投した早瀬投手=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で

兵庫県丹波市立氷上中学校出身で、神村学園高校(鹿児島県)野球部のエース、早瀬朔投手(3年)が、9月5日から沖縄県で開かれる18歳以下の国際大会「WBSC U―18野球ワールドカップ」(世界野球ソフトボール連盟主催)に日本代表として臨む。背番号は「17」。

右腕の早瀬投手は身長185センチ、体重78キロ。長身から投げ下ろすストレートの最速は150キロを超え、多彩な変化球も持ち味にしている。

今夏は、甲子園球場での全国高校野球選手権大会の初戦、創成館(長崎)戦に先発。7回1失点の好投を見せるも、味方打線が封じ込められ敗退した。

兵庫県丹波市立東小学校2年で西脇ワイルドキッズ(同県西脇市)に入団。氷上中時代は神戸中央リトルシニア(神戸市)に所属した。同高進学後、2年時のセンバツ2回戦の大阪桐蔭(大阪)戦でリリーフ登板した。

同年夏の選手権大会では、3回戦の岡山学芸館(岡山)戦で先発し、1失点完投。続く準々決勝の大社(島根)戦は四回からロングリリーフし、最終回まで投げて無失点と好投し、同部の4強入りに大きく貢献した。

W杯は那覇、糸満の両市で開催。日本代表は、オープニングラウンド(グループA)でイタリア、韓国、キューバ、南アフリカ、プエルトリコの順に戦う。勝ち上がれば11日からのスーパーラウンドに進出。14日に決勝と3位決定戦が行われる。

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