電光石火のスピードで水の中にくちばしを入れ、獲物をゲットするダイサギ。「くちばし一閃」＝2025年8月26日午前7時20分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市の水辺で、じーっと水面に目を凝らしていたのは野鳥のダイサギだ。どうやら食事中のようで。

身をかがめ、首をぐっと伸ばしたかと思うと、電光石火のスピードで頭を水中へ。鞭のようにしなって戻ってきたくちばしには小魚やエビなどをくわえている。

黄色いくちばしはまるで一筋の稲妻。人気アニメの話題を借りるならば、「くちばし一閃」だ。羽を少し掲げながら戻ってくるパターンもあり、「型」はいくつかあるよう。

一瞬で水の中から戻ったダイサギのくちばしには”ごはん”。お見事＝2025年8月26日午前7時28分、兵庫県丹波篠山市内で

ぱくぱくと食事を満喫した後は、少しも「呼吸」を乱さず、また次の獲物を狙う。木陰に潜み、望遠レンズ越しに見事な技に見とれながら、「見事な集中力です」と讃えておいた。

【丹波新聞鳥部】（※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました）

羽を広げながらのバージョンも。「型」はいくつかあるよう＝2025年8月26日午前7時26分、兵庫県丹波篠山市内で