兵庫県丹波篠山市の丹波篠山国際博実行委員会は、8月15、16日に開かれる「丹波篠山デカンショ祭」の盛り上げに、と丹波篠山市内各地にデカンショの踊り手が〝出没〟し、写真や動画を交流サイト(SNS)に投稿した人にプレゼントを贈る企画を始めている。デカンショ祭前日の14日までほぼ毎日、どこかに出没。踊り手たちは、「ぶっ続けで踊らせていただく。デカンショを盛り上げていきたい」と意気込みながら、各地を踊り歩いている。
踊り手の先導役を国際博事務局長で兵庫県丹波篠山デカンショ節保存会の赤松一也さんが務めることから、イベント名は、「あかまっちゃん&りえちゃんを探せ!」。赤松さんのほか、数人が浴衣姿で踊っている。期間中、市内各地の約40カ所で踊るが、出没場所、時間ともに公表しておらず、〝神出鬼没〟という。
イベント参加方法は、赤松さんらの姿を写真や動画で撮影し、SNSのインスタグラムで「#デカンショ」「#あかまっちゃんをさがせ」「#りえちゃんをさがせ」「#丹波篠山国際博」を付けて投稿。イベント終了後、抽選で30人に特産品を贈るほか、ベストショット賞を1人に贈る。また、赤松さんらとその場で一緒に踊ると、ボールペンやうちわなどをプレゼントする。
初日は大正ロマン館から篠山城大書院(同市北新町)など城下町に出没。早速、スマートフォンで撮影する人もいた。
赤松さんは、観光交流部長だった2020年にコロナ禍でデカンショ祭が中止になった際も、市内17㌔を13時間かけて踊り歩く企画を実施。「4月から1カ月は篠山城でのプロジェクションマッピングなどで国際博を盛り上げた。次はデカンショ本番。皆さんも一緒にデカンショを盛り上げてほしい」と呼びかけ、汗を流しながら踊りに精を出していた。
























