町一帯にアート作品 12日から「丹波篠山『いらか』」 多彩な美術・工芸並ぶ

2025.09.11
地域注目観光

河原町一帯に飾られる個性あふれるのれん=兵庫県丹波篠山市河原町で

アートイベント「妻入商家クラフトAndアート丹波篠山『いらか』」が12日、兵庫県丹波篠山市河原町一帯で開幕する。店舗や個人邸、文化施設など計10カ所に、丹波篠山市に在住、ゆかりのある作家らの多彩な美術、工芸作品が並ぶ。また、6人の作家が作った個性あふれるのれんを15カ所に飾る。10月13日までの金、土、日曜と祝日の午前10時―午後4時半(一部異なる。「有料」の記載以外は無料)。

商店主や作家などでつくる「篠山まちなみ未來展運営委員会」(中西薫代表)の主催。

丹波古陶館では、「丹波篠山現代工芸作家展」(12―15、19―23日)が開かれ、8作家が出展するほか、陶芸家・加古勝己さんの作陶展(26―28日、10月3―5日)も開かれる。

同館で「古丹波百撰展」(―11月30日、月曜休館。有料)、篠山能楽資料館で「『幽玄の美』展」(―12月21日、月曜休館。有料)がすでに始まっている。

鳳凰会館では、丹波篠山・まちなみアートフェスティバル主催の「SoftART展」(12―15日、19―23日)が開かれ、陶芸や絵画など6作家が出展。「工芸作家二人展」(26―28日、10月3―5日)は岡田親彦さんとピーターハーモンさん、「『工藝の神無月』展」(10月10―13日)は作家10人が出展する。このほかの展示スケジュールなど問い合わせは、丹波古陶館内へ。

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