冬の使者 冬鳥「ヒドリガモ」が飛来 水辺で「もぐもぐ」

2025.10.17
注目

越冬のために飛来した冬鳥のヒドリガモ。一足早くやってきた「冬の使者」だ=2025年10月17日午前9時50分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市内に、冬鳥の「ヒドリガモ」が飛来。水に顔を付けながら、「もぐもぐ」と食事に励んでいる。

全長約48センチ。オスの頭は赤褐色、胸は少し薄い赤褐色、背中は主に灰色。メスは全体的に褐色。冬鳥として全国に飛来し、つがいになって北方に帰っていく。コガモなどと同様、渡ってきた当初のオスは、メスと同じような色(エクリプス)をしている。

やっと暑い夏が終わったかと思ったら、もうやってきた「冬の使者」。身近な鳥たちが季節の移ろいを教えてくれる。

時折、元気に羽をばたつかせる姿を見ていると、「今年も来たで!」と言っているかのよう。「いらっしゃい!」と告げながら、わずかに冬の足音が聞こえた気がした。

水に顔をつけ、「もぐもぐ」と食事に励む冬鳥のヒドリガモたち=2025年10月17日午前9時52分、兵庫県丹波篠山市内で

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

 

 

 

 

 

 

 

冬場のヒドリガモたち

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