ちょいモフ 冬対応でスズメ「ふっくら」 真冬はさらにモフモフに

2025.11.14
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寒さに対応するために膨らみ始めているスズメ。厳寒の季節にはさらにモフモフに=2025年11月14日午前9時4分、兵庫県丹波篠山市内で

11月に入り、最低気温が10度を下回ることが当たり前になった兵庫県丹波篠山市。人々が厚着をするようになるのと同時に、スズメたちも〝冬対応〟で、ふっくらと膨らみ始めている。

鳥たちは寒さから身を守るため、気温が下がると脂肪を蓄えたり、羽の中に空気の層を作ることから、見た目がふっくらする。

公園にいたスズメたちの中にも〝ちょいモフ〟がちらほら。春と比べるとずいぶん丸いフォルムだが、まだまだ序の口で、真冬にはさらにモフモフになる。

膨らんだスズメは、「ふくらスズメ」とも呼ばれ、「福良」「福来」など縁起物とされている。人間にとっては愛らしい縁起物でも、当のスズメにとっては生き抜くために必死の姿だ。

来週は寒波が襲来する。しっかりモフモフになって、本格的な寒さに備えてほしい。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

 

春のチュンはこんなにスリム

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