7日は二十四節気の一つ「立冬」。秋が極まり、暦の上では冬が始まるころとされる。
兵庫県丹波篠山市内では10月下旬から、「ヒッ、ヒッ」という鳴き声が響き始めている。声の主は、冬鳥の「ジョウビタキ」だ。
全長15センチでスズメほどの大きさ。オスは頭が銀白色、顔が黒色、腹は赤茶色と特徴的な色合い。メスは灰色と茶色。積雪の少ない土地で越冬することから、晩秋から冬の風物詩として知られる。
ジョウビタキ好きからは、オスは通称〝ジョビ男〟や〝ジョビ太〟、メスは〝ジョビ子〟と呼ばれる。
目の前で「ヒッ」と鳴く姿は、まちに「冬ですよ」と告げているかのよう。立冬の朝にふさわしい出会いに、「ですよね」と返しつつ、コートの襟を立てた。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)



























