長生きだワン! 17歳迎える長寿犬表彰 「家族の宝物」

2025.11.17
丹波市地域地域注目

記念撮影を行う長寿犬表彰式典の参加者ら=兵庫県丹波市山南町谷川で

兵庫県丹波市内に登録があり、17歳を迎える愛犬を表彰する「長寿犬表彰式典」が市山南支所であった。摂丹獣医師会と市の共催。今年は34頭の対象犬のうち、19頭の飼い主が出席し、和やかに健康を祝った。

動物愛護を目的に、狂犬病の予防注射を過去3年間接種し、2008年生まれの犬を表彰している。

小森いずみ・獣医師会長は「深い愛情と日々の丁寧なお世話で長生きしているワンちゃんは、獣医師にとって励みになる存在」と述べ、写真入りの表彰状を飼い主らに一人ずつ手渡した。

 

きょうだいで17歳を迎えた「あずき」、「コタロー」と飼い主の山口さん、田中さん(左から)

トイ・プードルの「ボタン」は、この日のために用意したはかま風の犬用衣装で出席。飼い主の宮本秀喜さん(57)は「家族の宝物。長生きしてほしい」と愛おしそう。ミックスの「あずき」と「コタロー」は、山口真琴さん(68)宅で生まれたきょうだい。山口さんは美容院を営み、「あずき」は客にもかわいがられているそう。「コタロー」を譲り受けた飼い主で、表彰式に参加した大学生の田中みのりさん(21)は「ワンちゃんに会うために実家に帰っている。いつまでも長生きしてほしい」と目を細めていた。

関連記事