
色付いたイチゴを摘む田辺さん=兵庫県丹波市氷上町伊佐口で
12月の寒風の中、兵庫県丹波市内のハウス栽培イチゴの収穫が始まり、冬の甘いご馳走が、兵庫県丹波市内の農産物直売所などで見かけるようになった。
約1000平方メートルのハウス内に「よつぼし」など3品種5500株が植わっている同市氷上町伊佐口の「タナストベース」(田辺辰也さん経営)は10日から収穫を始めた。真っ赤に色付き、つやつや光る果実を丁寧に摘む。
猛暑の今夏、苗が光合成をしなくなるなど成長が悪く、育苗に苦労したという。9月末―10月上旬の定植後は順調に育った。11月の天候が良く、収穫が早まったという。
直売所は27日にオープン。31日―1月2日まで休み、3日からイチゴ狩りを開園する。3月20日ごろから4月1週目ごろにピークを迎える見通し。


























