本格的な降雪となった25日の兵庫県丹波篠山市。しんしんと雪が降り続く農村を歩くと、柿の木に数羽の鳥の姿を見つけた。ジュクジュクに熟した実を、顔を突っ込むようにして食べていたのはスズメだ。
豊作だったこともあって、今年は年を越しても実を残した木が多い。スズメたちは雪で真っ白になった世界で、ひときわ異彩を放つ橙色の実をパクパクとついばみ、精いっぱい腹を満たしている。
寒さ対策で体を膨らませているが、実に向かって背伸びをすると、いつものスリムなスタイルに。降りしきる雪も相まって、一段と寒そうに見える。
飛翔のため、常にエネルギーを摂取しなければならないうえ、ごはんの少ない冬。乗り越えられる個体は限られるという。
極寒の空気の中、必死に冬を生きるスズメ。まるで炎にも似た色の柿の実に、スズメたちのおなかを温めてほしいと願った。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)



























