兵庫県丹波市内の公園にそびえるメタセコイアのこずえで隣り合っていたのは、留鳥の「カワラヒワ」と漂鳥の「シメ」。いずれもオスのようだが、身を寄せ合う姿は、「つがい」のようでもあり、「コンビ」のようでもある。
複数種で行動を共にする「混群」と呼ばれる状態とみられる。2羽は同じアトリ科で、太いくちばしを使って木の実を採食する。
カワラヒワは全長15センチほど。全国に分布し、河川敷や公園、市街地などさまざまな環境に生息する。翼を広げると、黄色い部分が鮮やかに浮かび上がる。
シメは全長約19センチ。主に北海道で繁殖し、秋以降、本州に渡ってくるため、丹波地域では冬鳥。キリッとした目つきが特徴で、気性はやや荒い。他の鳥を追い払い、餌を独占しようとする姿が見られることもある。
そんな2羽が、羽が触れ合いそうなほどの至近距離で並ぶ。おいしい木の実の在りかでも語り合っていたのか、はたまた漫才の練習か。笑いをかみしめながらシャッターを切った。



























