野上野3会場で説明 ごみ処理方式変更で 丹波市

2011.02.03
ニュース

 丹波市が春日町野上野に建設する (仮称) 市クリーンセンターの処理方式を 「炭化」 から 「ストーカ式」 へと方針変更した問題で、 市は同自治会内を3つのブロックに分け、 10、 11、 13日にそれぞれ説明会を開くことを決めた。 市環境部は、 「ストーカ方式について分かりやすく説明し、 住民が感じておられる疑問点の払しょくに努めるとともに、 住民の声を吸い上げる場にしたい」 としている。

 同センターを運営・整備する業者を決める入札が不調に終わり、 市は昨年11月、 処理方式を 「炭化」 から 「ストーカ方式」 への方針転換を表明した。 同自治会へも説明に入ったが、 「市への信頼を失った」 「白紙に戻すべき」 などの批判が噴出。 同自治会がどのように対応するかが注目されていた。

 同自治会の要請を受け、 市はストーカ方式に関する説明資料を提出。 今回の説明会も自治会の要望を受けて開催する。 辻重五郎市長、 永井隆夫副市長らが出席する予定。 市環境部は 「結論を急がせるような会ではなく、 説明会の反応を見て今後のことは考えたい」 とし、 説明会以後も自治会との対話を重ねる方針。

 尾松一郎自治会長は、 「説明会は、 市に対し、 住民がそれぞれの思いを伝える機会としたい。 その上で次の進め方を考えていきたい」 と話している。

 

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