5つの地区にある保育園と幼稚園を認定こども園にし、 2法人2園に集約することを決めた市島地域で、 新法人設立に向けた協議が本格化している。 吉見福祉会、 美和福祉会、 鴨庄保育園の3法人が3月3日、 吉見こども園で合併協議に入る協約書に調印し、 合併協議会 (吉見公之会長、 15人) をスタートさせた。 竹田、 前山はすでに昨年12月に合併協議会 (小笠原正義会長、 10人) を発足させ、 協議を進めている。
同日に開かれた最初の合併協議会では、 正副会長の選出や、 規約が承認されたほか、 今後の協議内容、 スケジュールなどを確認。 今後、 来年4月の新法人設立をめざし、 園舎の位置、 職員の処遇、 通園方法、 新法人の役員などを決定していく。
吉見会長は、 「進むべき次の時代に向け、 優れた法人をつくり、 子どものための保育園づくりに発展させることが、 みんなの願い」 と話していた。
吉見、 美和、 鴨庄の3法人は、 昨年10月に合併協議会の設立準備会を組織し、 協議を重ねてきた。 吉見こども園内に事務所を置く。
竹田・前山保育園合併協議会は、 新法人設立委員会を立ち上げた後、 10月の新法人設立をめざす予定。 竹田コミュニティーセンター内に事務所を置いている。