任期切れのため3月15日付で退任する篠山市の金野幸雄副市長の後任に、 同市政策部長の平野斉氏 (54) =同市味間南=が起用されることがわかった。 丹波新聞社の取材に対し、 酒井隆明市長が認めた。 30日の市議会本会議で選任同意案が提出され、 同意が得られれば4月から就任する予定。
同氏は篠山鳳鳴高校、 関西大学経済学部を卒業後、 尼崎信用金庫勤務を経て、 1981年、 旧丹南町に入庁。 2007年度からは市総務部財政課長を務め、 08年度から政策部長を務めている。
副市長人事をめぐっては、 酒井市長が庁内の部長クラスを起用する方針を示していた。
同氏は、 「これからさらに大変な時期。 財政などを担当してきた経歴が市のために生かせれば」 と話した。
酒井市長は、 「市の優秀な人材を活用した」 と職員登用の理由を話した。