4月1日告示、 10日投開票の県議選篠山市選挙区 (定数1) に、 新人でインターネット販売業の川井啓司氏 (55) =東古佐=が無所属で立候補することを表明した。
川井氏は篠山鳳鳴高校卒業後、 東京の千代田テレビ電子専門学校 (当時)、 無線メーカーの修理業を経て1977年に兵庫県警の警察官に。 93年に退職後は、 09年まで篠山市内の運送会社に勤めた。
出馬の動機について、 「国政に不満がある。 一番近い県議選に出馬し、 県から変えていきたい」 とし、 公約として、 ▽県議給与のカット▽人口増加策として、 農振地域制度の見直しによる企業誘致―を掲げる。
市民活動としては、 4年前の篠山市民ミュージカルの実行委員を務めている。
選挙戦について、 後援会組織はないが、 選挙カーを使い、 知人を通して支持者を集めたい、 としている。
また、 届出書類予備審査が3月16、 17の両日、 篠山市役所で行われ、 すでに立候補を表明している小西隆紀氏と川井氏の2陣営が審査に訪れた。