丹波市内で今年に入り、 4月17日現在で22件の火災が発生。 昨年同期 (10件) と比べると、 倍増している。 昨年1年間で発生した火災は、 1980年の氷上郡広域消防本部発足以来、 最も少ない27件だったが、 現時点ですでにその件数に迫るペース。 丹波市消防本部は消防団と合同で、 防災無線で注意を呼びかけたほか、 街頭啓発に取り組む。
22件の内訳は、 建物火災が13件、 枯れ草や刈り取った草を燃やす野焼きや、 ごみを焼く火が燃え広がったのが8件、 車両火災が1件。 建物火災のうち、 3件はコンセントや電気の延長コードからの出火が原因とみられ、 1件は料理中のコンロから火が出た。 また、 2件は枯れ草などを焼いていた火が建物に燃え移った。
柏原2件、山南1件、氷上4件、 青垣1件、 市島、 春日がともに7件。 枯れ草やごみを焼く火が燃え広がったケースが多く、 昨年同時期には同様の火災は発生しておらず、 1年を通しても2件だった。