丹波市は、 5月31日に開かれた市議会一般廃棄物処理施設建設に係る調査特別委員会 (足立修委員長、 23人) の席上、 (仮称) 市クリーンセンターを整備する建設事業者の募集要項を作成する業務に取りかかると報告した。 要項を作成する業者の選定は指名競争入札で行い、 同日、 通知書を発送した。 開札は6月15日。
市は、 5月10日の同特別委で、 同13日から一般競争入札により同様の業者募集公告を行う予定を明らかにしたものの、 複数の議員から 「地元 (建設地の春日町野上野) の了解をとってから事務作業を進めるべき」 との指摘が噴出。 同公告を延期していた。
市によると、 その後の野上野地区との協議の中で、 「業務上、 必要な事務は進めてもらってよい」 との了解を得たとしている。 一般競争入札から指名競争入札に変更した理由として、 過去2年分の実績を判断したうえでの業者選定ができ、 10日から2週間程度、 工期も短縮できる―などをあげた。