庁舎「氷上工業団地に」 氷上の有志グループ

2011.06.19
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 丹波市役所を氷上工業団地に移転新築することを求める要望書を、 氷上地域の商業者有志グループが6月16日、 丹波市長、 市議会議長に提出した。

  「丹波市中心エリア構想を実現する会」 (内藤行博代表)。 氷上工業団地を含む、 北は高谷川、 西は柏原川、 東は国道175号、 南は県道稲畑柏原線で囲まれた15ヘクタールを 「中心エリア」 とし、 工業団地に市役所を移転新築。 周辺に県立柏原と柏原赤十字の統合病院や高齢者向け福祉集合住宅、 農業工場、 ごみ処理施設、 JRの新駅などを集中的に配置しようという構想。 その端緒として、 市庁舎の移転を求めている。

 辻重五郎市長と面談した内藤代表は、 移転新築した方が安上がりとする試算を示し、 「夢と希望を与える市にするために、 市長の英断と迅速な行動を」 と要望。 会員の1人、 加納辰夫さんも 「広い土地でまちづくりに参加できる場所に移転を。 民間投資が入らない場所では発展性がない」 と移転新築を求めた。

 辻市長は、 「中身をよく精査して、 対応をこれから考えたい」 と応じた。

 続いて面談した足立正典市議会議長は、 「6月24日に庁舎特別委員会が意見をまとめる。 どこまで反映できるか分からない。 相談し、 対処する」 と述べた。

 同会は、 構想をウェブ (http://tanba2011.web.fc2.com/) で公開している。

 

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