新規就農者支援へ 家賃や借地料を補助

2011.09.04
ニュース

 篠山市は新規就農者を支援するため、 おおむね45歳以下の新規就農者を対象に家賃の賃料や農地の借地料の一部を補助する 「就農定着対策事業」 を計画しており、 関連予算約116万円を5日に提案する補正予算案に計上する。

 新規就農者を3つに区分。 「専業就農者」 は、 30以上の農地を5年以上耕作する予定の者。 「集落営農参画型専業就農者」 は、 居住地の集落営農組織に加入する専業就農者。 「集落営農参画型兼業就農者」 は、 居住地の集落営農組織に積極的に参画し、 農業以外の収入を得ながら、 農地30アールを5年以上耕作する者。

  「専業」 と 「集落営農専業」 は家賃を2分の1、 最大で月3万円 (1年目)、 借地料を上限1万5000円を補助する。 グリーンファームでアルバイトをしながら、 就農する場合は上限月5万円 (1年目) の生活費補助を出す。 「集落営農専業」 はさらに、 月2万円の補助と、 集落組織へ月1万円の補助を出す。

 また、 「兼業」 は、 集落営農のオペレーターなどの参画費として月1万円の補助のほか、 家賃、 農地借地料、 集落営農組織への補助を出す。

 

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