丹波ブランドを代表する丹波栗の再興をめざす 「丹波栗生産組合」 の設立総会が9月26日、 JA丹波ひかみ本店で開かれ、 規約、 役員選任、 事業計画、 予算などを承認した。 初代組合長には、 足立義郎さん (青垣)、 副組合長には久下晃生さん (山南) と福垣耕作さん (氷上) がそれぞれ選ばれた。
事務局は、 JA丹波ひかみ営農経済部に置く。 施肥・防除基準を遵守し、 高品質な丹波栗の生産、 販売を目的とする同JA組合員が対象。
9月9日時点の組合員数は、 132人 (柏原12、 山南28、 氷上25、 青垣22、 市島22、 春日23)。 来年の1月と3月にせん定講習会を開き、 2月に先進地視察と栗栽培講習会を開く。
組合が行う事業は、 ▽栽培方法の平準化・統一と、 そのための技術研修会の開催▽廃園の復活、 新規栽培者による栽培面積の拡大▽組合員栗園の統一的なせん定の実施▽組合員栗園の適期防除の実施▽贈答品、 市場出荷、 加工品を最適に組み合わせた有利販売の実現▽組合員相互の技術交流と親睦―とした。