丹波市は、 道の駅丹波おばあちゃんの里 (同市春日町七日市) 敷地内で、 レストランを備えた多目的交流施設の建築工事に着工した。 既存のトイレ棟の北側で、 今年度内の完成をめざす。 ゴールデンウイークまでにはオープンする予定。
約1960平方メートルの敷地内に、 木造平屋瓦屋根の建物を建設する。 延べ床面積は約500平方メートル。 丹波市産材を中心に、 県産材を使用し、 柱やハリはそのまま見せるような建築手法をとる。 また、 既存建物と調和した古民家風の外観とする。 テーブル、 カウンター計117席があるレストランをはじめ、 ギャラリー、 物産品、 観光案内所などを設ける。 事業費は、 約1億2200万円。
同施設の指定管理者、 ふるさと振興株式会社では、 現施設の外に設置した簡易食堂 「イートイン」 でメニューを開発したり、 人材を育成するなどの準備を進めてきた。 同社の柳川拓三社長は 「昼食時だけでなく、 カフェやスイーツと合わせて、 幅広い時間帯に利用していただけるような内容にしたい」 と話している。