4月15日に告示、 同22日投開票される篠山市議会議員選挙 (定数18人) の立候補予定者説明会が2月28日、 篠山市民センターで開かれ、 現職17人、 新人4人の計21陣営が出席した。 さらに、 立候補を検討している新人候補がいるほか、 出馬、 不出馬を表明していない現職がおり、 立候補予定者の顔ぶれはまだ流動的だ。
2003年の補選を除くと、 市合併後4回目の選挙となる今回の選挙。 前回 (08年) は現職9人、 新人16人が立候補したが、 今回は前回と比べ、 新人候補が大幅に減る見込み。 現職は、 丹波新聞社の取材に対し、 西田直勝氏と植野良治氏が不出馬の意向を示している。
説明会に出席した立候補予定者を旧町別で見ると、 ▽篠山12人 (前回比2人減) ▽西紀2人 (同1人減) ▽丹南6人 (同増減なし) ▽今田1人 (同1人減) ―となっている。 地区別では、 味間で3人が立候補を予定しているほか、 畑、 後川、 福住、 西紀北は0人、 その他の地区は1―2人。
説明会では、 市選挙管理委員会の若狭幹雄委員長が 「市の厳しい財政状況の中、 市民の付託にこたえるべく、 立候補を予定されている皆様に心から敬意を表する」 などとあいさつ。 また、 篠山市明るい選挙推進協議会の小林一三会長は 「情実や買収供応などに訴えることなく、 積極的に主義政策を論じ、 正々堂々と選挙運動を展開して」 と要望した。
このほか、 市選管が選挙運動や立候補届出の方法など、 篠山署が事前選挙運動の禁止や選挙カーなど、 郵便事業株式会社篠山支店が選挙運動用通常はがきなどについて注意点を話した。
市選管が告示日に行われる立候補受付けの手続きを円滑に進めるため、 立候補届出書類の予備審査を3月22、 23の両日午前9時―午後4時まで、 市役所で行う。