2012年度の県立高校一般入試 (全日制) の志願変更が2月29日に締め切られ、 連携型中高一貫校に移行する氷上西の普通科が定員10人に対し11人が出願した。 先に行われた推薦入試では定員30人に対して31人が受験しており、 19年ぶりに入学定員が充足する見通しとなった。
同校は定員40人のうち30人を連携校の青垣、 氷上両中生徒の推薦入試枠とし、 残りの10人を一般入試にあてた。 志願変更前は、 8人の出願にとどまっていたが、 3人が志願変更し、 定員を 「1」 超過した。
同校の加藤昌宏校長は、 「西高が変わる、 良くなるというイメージが浸透した結果。 期待に応えられるよう、 3年後に成果を出す責任がある。 土台は作ったが、 これからが正念場。 しっかり取り組みたい」 と話した。
同校は、 1994年度から2011年度入学生まで定員割れを続けていた。 94年度は定員120人 (3学級)、 2000年度に同80人 (2学級) となり、 07年度から40人 (1学級) となっていた。