2013年4月1日の統合を目指している畑、 城北両小学校の 「統合準備委員会」 (石橋康夫委員長、 24人) の6回目の会合が3月28日、 篠山市役所で開かれ、 統合後の新校名について 「篠山中央小学校」 とする意見をまとめた。 4月に教育委員会に提示し、 6月議会を経て決定される。 また、 閉校式典については、 来年3月24日とすることも決めた。
この日の委員会では、 公募などを通して5つに絞られた新校名について議論してきた同委員会校名検討部会が報告。 「篠山中央」 について、 ▽統合後の位置となる城北小学校は、 篠山市全体からみて中央に位置する▽現在の 「城北」 「畑」 を連想しない、 新しい学校として適切ではないか―などとした。
一方で、 不適切な点として 「中央という表現は他地区からの反発が予想される」 としたが5つの候補の中では、 篠山中央が最もふさわしいとした。
部会からの報告を受けた全体会では、 中央という表現をめぐって意見が相次ぎ、 一時は、 「『篠山中部』 にしては」 「城北・みたけなどのように組み合わせては」 「公募中最多だった 『城北』 を採用しないのは民意の反映にならない」 などと、 再検討を求める声や候補名以外の新たな校名も出されたが、 「公募中5候補の中から決定する」 としていた方針を貫き、 最終的に全会一致で篠山中央に決めた。