任期満了に伴う篠山市議会議員選挙がきょう22日、 投開票される。 定数18に対し21人が立候補。 破綻寸前の市の財政状況や少子高齢化の中、 選挙戦は、 財政再建や定住促進、 地域の活性化などを争点に繰り広げられた。 午後11時前後には開票数が確定する見込み。
投票は午前7時から午後8時まで。 午後9時10分から同センターで開票を始め、 市選管によると、 午後10時10分に第1報を発表。 その後、 30分後ごとに速報する。
4月19日現在の期日前投票者数は3173人 (新設のJR篠山口駅東口147人を含む)。 前回 (2008年) 同時期よりも767人多いが、 定数に対する候補者数は 「3超」 と、 これまでの市議選で最も少なく、 新人候補者が前回よりも大幅に少ないことなどから、 前回の投票率 (69・45%) を上回るかどうかは未知数で、 確かな手応えをつかめないまま、 選挙戦を終えた陣営が少なくない。
25人の候補者が立った前回選挙の当落ラインは800票前後。 今回は、 候補者が前回よりも少ないため、 投票率によっては当落ラインが上がる可能性もあり、 各候補者は票の上積みを狙っている。 当落線上は、 団子状態との見方もあり、 有権者の1票の重みが増しそうだ。
4月14日現在の選挙人名簿登録者数は3万6426人 (男1万7150人、 女1万9276人)。 前回は3万7198人。