福島の子にみやげを 米、根菜の寄付募る

2012.07.30
ニュース

 福島第一原発事故で放射能汚染に苦しむ福島県の子どもたちを丹波に迎えるサマーキャンプ 「どろんこキャラバン★たんば」 が7月29日から丹波少年自然の家 (丹波市青垣町西芦田) で始まる。 主催する同実行委員会は、 同キャンプに参加する子どもたちにお土産として持ち帰らせる丹波の新鮮野菜の提供を呼びかけている。 傷みにくい米や根菜を希望している。 8月1日から受け付けを始める。

 同キャンプには3年生以上の小学生35人が参加。 同施設で夏休みの宿題やさまざまな自然体験を楽しむ。 8月4日午後に帰路につく予定。

 実行委によると、 福島では東北や関東から仕入れた野菜が販売されており、 不安に感じる人が放射能汚染の心配のない関西から野菜を仕入れようとすると高額になるという。 そこで丹波の野菜を少しでも持ち帰ってもらおうと協力を呼びかけることにした。

 また、 放射能を体外から除去する効能があるとされる 「ドクダミ茶」 の提供を全国に呼びかけている福島市のNPO法人の活動に協力し、 「乾燥ドクダミ」 の提供も呼びかけている。

 8月1―3日までは、 氷上町常楽の成松教会 (大野さん0795・82・1414)、 4日午前中は青垣町東芦田の福祉交流センターへ。 同実行委員会 (足立さん080・2533・6972)。

 

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