篠山の夏の風物詩 「第60回丹波篠山デカンショ祭」 が8月15、 16の両日、 篠山城跡三の丸広場周辺で開かれた。 初日は約5万人、 2日目は約2万5000人の人出があり、 同広場中央に建てられた高さ8・7メートルの木造大やぐらを囲んでにぎやかに踊り明かした。
今年は60年の節目にふさわしく、 大やぐらをはじめ、 本部席や休けい所までも総木造りに。 また、 過去のデカンショ踊りやルーツ 「みつ節」 などを披露し、踊りの暦を振り返った。 「デカンショ祭の熱闘甲子園」 の異名を持つ競演会には13団体が、 ジュニア競演会には5団体が出場し、 優勝を目指して熱のこもった踊りを披露した。
初日に開かれた 「競演会」。 初出場3団体を含む13団体が出場し、 息の合ったデカンショ踊りを披露した。 今年、 栄冠に輝いたのは、 「JA丹波ささやま」。 賞状を受け取った職員の小野崇之さん(22)=川北=は、 「みんなで汗を流して練習した甲斐がありました」 と喜びをかみしめていた。