イオンが丹波黒応援 協議会設立

2013.03.03
ニュース丹波篠山市

写真・設立総会で趣意書の締結を行った関係者ら=篠山市役所で

 全国652店舗を持つ総合スーパー 「イオンリテール株式会社」 (本社、 千葉市) は、 地域の特産品のブランド力向上を支えるプロジェクト 「フードアルチザン (食の匠)」 に篠山市産の丹波黒を加えることにし、 2月26日、 篠山市役所で関係者らと 「兵庫県篠山市丹波黒豆協議会」 の設立総会を開いた。

 全国で展開している同活動は、 地域の生産者や加工者、 行政などと連携して、 その地域の特産品を店舗やネットで販売することによる消費の拡大や、 加工品の開発などによるブランド力の向上、 担い手の育成、 地域活性化に貢献するもの。

 2月1日現在、 全国で20件のプロジェクトが立ち上がっており、 近辺では、 舞鶴市の 「佐波賀 (さばか) だいこん」、 和歌山県湯浅町の 「湯浅なす」、 但馬地方産の 「朝倉さんしょ」 などがある。

 同協議会は、 同社のほか、 県民局、 市、 JA丹波ささやま、 丹波黒豆加工流通部会、 黒豆生産農家 (1600軒)などで構成。 総会のほか、 運営会議を開き、 丹波黒の販売方法や、加工品の開発、情報発信の仕方などを協議する。

 同プロジェクトのホームページ (http://www.foodartisan.jp/) では、 2月28日から、 「兵庫県篠山市産丹波黒豆 (3L玉)」 と、 丹波市柏原町柏原のバウムクーヘン店 「まさゆめさかゆめ」 の 「丹波黒豆ばあむ」、 食品メーカー 「エム・シーシー食品」(神戸市) の 「丹波黒甘煮」 の販売を始めた。

 

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