丹波市商工会アイデア発明委員会 (安田邦幸委員長、 12人) は、 考案した新ゲーム 「わくわくゲーム 『そろたん』」 (意匠登録出願済み) の予約受付を3月7日、 始めた。 価格は7万円 (税別、 ボール付き)。 教育施設や介護施設に売り込むほか、 イベントに貸出もする。
81の穴が開いた木の枠 (92センチ×97センチ×17・5センチ、 9キロ) の中に、 ウレタン製のカラーボールを投げ、 五目並べの要領で、 縦横ななめに 「列」 を作って遊ぶ。 2人、 4人または8人でプレーする。
球が3つ以上並ぶと1点になり、 最大で9つ並ぶと10点になる。
列がどこにできているのかを見つけ、 点数計算をするのに頭を使い、 球を投げるのに体を使う。
メンバーの正呂地庸晃さん (82) =丹波市氷上町横田=のアイデアを、 同委員会で1年かけて改良し、 商品化。 PL保険 (生産物賠償責任保険) に加入している。
営業部長を務める同委員会の西本進治さん (65) =同市春日町東中=は、 「偶然性が高いゲームで、 子どもから高齢者まで楽しめる」 と売り込み、 正呂地さんは、 「高齢者施設で月例会でも開いてもらい、 月例会の優勝者で年間グランドチャンピオンを決める大会をしたらおもしろいのでは」 と、 提案している。
すでに市内のデイサービスセンターから1台受注している。 詳細は西本さん (TEL090・5882・0777)。