兵庫県の篠山チルドレンズミュージアムが4月に再開館するのを前に、篠山市と、指定管理者のドリームアウェイ社とミュージアム・クラブが3月8日、 ハートピアセンター(同市細工所)で説明会を開いた。 地元自治会長会、学校PTA、まちづくり協議会の代表者ら18人が参加した。 指定管理者は、 従来の展示やワークショップ、 すでに実施を発表している人形劇、 音楽イベントのほかに、 歌声喫茶やグラウンドゴルフ大会、 楽器教室、青空市場など、幅広い年齢層向けのプログラムを計画していることを説明。 参加者と意見交換した。
歌声喫茶は、 ピアノ講師でもある同社の吉田真知子社長がピアノ伴奏するほか、 4月7日開催のプレオープンの歌声喫茶で行うアンケート結果で、 開催曜日や時間を決めることなどを説明した。
また、 休館日にグラウンドゴルフを週1回の間隔で開催することを計画。 楽器教室は月2回ほど開催。 ピアノやドラム、 ギター、ケーナ、サンポーニャなどの楽器で、 受講料は月3000―6000円であることを説明した。
青空市は、 都市部の子どもたちに本来の野菜の味を知ってもらおうと計画。 地域の農家から野菜を提供してもらい、 農家の収益になるよう還元する。 周辺の直売所と競合しないよう、 工夫するという。
参加者からの質問に、 同社は、 ▽目標来館者数を1日当たり200人、 年間で2万人弱に設定▽3月20日から明石や姫路のイオンショッピングセンターでワークショップの出張や新聞折り込みなどの事前活動を行う―などと答えた。
同館は4月27日にグランドオープンする。