兵庫県の丹波市立山南地域中学校統合準備委員会 (柳川瀬義輝委員長、 36人) の第6回会議が3月19日、 市山南庁舎で開かれ、 統合中学校の建設用地を、 谷川、 村森、 井原の3方面に絞り込んだ。 委員が当初から強く求めている通学対策の案を、 市教委と市当局関係各課で5月中を目途に練り、 同委員会にはかる。
これまで、 山南中 (同市山南町谷川) の活用和田中 (同町和田) の活用山南中央公園 (同町谷川) 「旧フレッシュさとう山南店」 西から南東側の農地 (同町井原) 「であい橋」 北東の農地 (同町井原) 岩屋谷川より東側の井原寄りの農地 (同町奥) 「ミニストップ山南町村森店」 南西側の農地 (同町村森) ―の7案が出ていた。
このうち、 とを 「谷川」 で一くくりとし、 を 「井原付近」 にまとめた。 の和田中の活用は、 候補地から外れた。
市教委が、 通学対策案の作成のため、 「谷川」 「井原」 「村森」 の中から2案にすることを求め、 有識者、 地域代表、 保護者の3部会で検討したが、 絞り込むに至らなかった。
会議の中で、 用地がどこになろうとも、 子どもが安全、 安心して通学できる環境を整えることを第一に考えることを確認した。