大型の台風18号の接近で、 9月15、 16日の両日に強い雨が降った丹波市 (柏原町母坪、 気象庁アメダス) の月降水量が観測史上最大の669ミリとなった。 まだ月半ば。 頻発する大雨に、 農作物被害、 道路の通行止めや電車の運休など、 市民生活が混乱する事態が続いている。
15日の 「日降水量」 (午前零時からの24時間) 159ミリは、 観測史上5位。 記録ずくめの豪雨だった今月2日は190ミリ (史上3位) と、 わずか2週間に記録的な大雨が続いている。 15日時点で595・5ミリと記録を更新。 16日にも73・5ミリ降った。
これまでの月降水量の記録は、 1999年9月の543ミリ。 丹波年輪の里裏の堤防が決壊するなど、 約100戸が床上浸水被害にあった月だった。
柏原町母坪の 「24時間雨量」 は、 220・5ミリ (15―16日午後零時10分。 アメダスレーダー)。