改修中本殿で見学会 檜皮葺き実演も 10月26日、山南の高座神社で

2013.10.24
ニュース丹波市

写真・解体作業が終わり、 骨組みを残すだけの状態になっている本殿

 本殿の改修工事が進められている丹波市山南町谷川の高座神社 (田中史夫宮司、 0795・77・0456) で10月26日、 見学会 (本殿修理委員会の主催) が行われる。 工事説明のほか、 檜皮葺きの実演を見学したり、 体験もできる。

 見学会は、 午前10時―、 午後1時半―の2回。 檜皮葺きの実演は、 午前11時―、 午後2時半―。 午前10時から午後3時半まで、 随時、 檜皮葺きが体験できる。

 同神社は老朽化によって傷みがひどく、 昨年度から改修工事に着手し、 今年度から工事が本格化。 いったん部材を一つひとつ保存しながら解体し、 使える部材はそのまま再利用、 傷みがひどい部材のみ修理する手法で復元する。

 これまでに解体作業が完了し、 骨組みだけが残る状態となっており、 これを機に見学会を開くことにした。 田中宮司は、 「骨組みだけの状態も見る機会が少ないだろうし、 どんな工事をしているか、 広く知ってもらいたい。 今後も機会をみて説明会を開きたい」 と話している。

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