学校給食献立を考案 11月20日、市内全小・中学校で提供 東雲高

2013.11.07
ニュース丹波篠山市

 篠山東雲高校 (丹後政俊校長) 生活環境類型の3年生8人が考案したメニューが11月20日、 篠山市内小中学生の学校給食に出される。 同校は昨年度から学校給食について研究を続けており、 その集大成として取り組んだ。 「五味、 五色、 五法」 をテーマにさまざまな味や彩り、 調理法でメニュー化した。

 

 考案したメニューは、 「サバそぼろごはん」 「さつまいもと枝豆のごま和え」 「黒豆みその豚汁」 の3品。 メニューに地域の特産物を入れようと、 大山地区の郷土料理 「とふめし」 に加えられるサバの水煮を使った。 また、 同校で栽培し、 生徒たちが仕込んだ黒豆みそ約20キロを使う。 旬のサツマイモと枝豆は彩り良くごま和えにした。

 生徒たちは昨年度、 弁当作りや特産物を使った調理などを習い、 今年度は生徒3人が学校給食センターで延べ12回、 実習を行っている。 メニューは生徒たちで出し合い、 その中で選抜した。

 芦田真知香さん (篠山東中出身) は 「彩りの良い献立を楽しんで食べてほしい」、 金岡弥希さん (同) は 「愛情込めて黒豆みそを作ったのでぜひ味わって」、 寺本沙耶さん (篠山中出身) は 「サツマイモと枝豆の組み合わせで見た目も楽しんで」 と話している。

 

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