JA丹波ひかみ (本店・丹波市氷上町市辺、 荻野友喜組合長) が、 同JA幸世店 (同市氷上町絹山) 敷地内に、 JA女性会館を開設した。 24日午前11時から、 完成披露を記念したワンコインバイキングを開く。 女性会の会員が腕をふるうもので、 広く来場を呼びかけている。
JA女性会 (吾孫子あい子会長、 約350人) は旧町 (区域) ごとにある調理室で実習などをしている。 氷上区域では、 本店敷地内のみそ加工場の調理設備を借りていたが、 みそ専用に使うことになり、 活動を公共施設に求めることに。 青垣区域でも数年前に老朽化で調理室が使えなくなっており、 吾孫子会長が3年ほど前からJAに拠点施設の整備を求めていた。
昨年、 荻野組合長が既存の施設を活用し開設する考えを示し、 会館設置に至った。
会館は以前、 くみあいマーケットだった建物で、 近年は会議室などに使われていた。 ガス台と流しがセットになった調理台が6つある調理室と和室 (15畳) がある。
調理室には、 今後、 オーブンや冷蔵庫、 炊飯器などをそろえる。 月2回の料理教室などを計画している。 皿などの食器類は、 会員に提供を呼びかけて集めた。
ワンコインバイキングは500円。 6区域ごとに調理担当を割り振り、 ご飯類3種、 主菜4種、 副菜9種などを予定。 150人前程度を用意する。
吾孫子会長は、 「氷上区域の女性会のものでなく、 丹波市全域のものとして使いたい。 ここを拠点にJA女性会を発信したい」 と言い、 能勢信子副会長は、 「広いので、 これまで以上に大勢で使える」 と喜んでいる。