篠山市東新町出身のプロボクサー、 角谷淳志 (28) が、 12月31日に大阪市のボディメーカーコロシアムでタイ・ライトフライ級1位のタミンカオ・ソーターンティップ (30) とのノンタイトル8回戦に臨み、 2回2分22秒TKO (テクニカルノックアウト) でタミンカオをマットに沈め、 昨年9月の世界戦敗戦からの見事な再起を飾った。
1回、 タイ・1位の名に恥じないパンチ力を武器に果敢に攻めてくるタミンカオ。 その拳を交わしながら様子を見ていた角谷は、 2回に入って一気に攻勢をかけた。 これまでの試合でほとんど見せたことのない右のアッパーで1度目のダウン。 得意の右フックで2度目。 なおも立ち上がるタミンカオにトドメの右ショートを食らわしたところでレフェリーが試合を止めた。
角谷は 「よい正月を迎えられた。 2014年はもう一度大きな舞台で闘いたい。 またがんばるので見守ってもらえれば」 と抱負を語った。