大塚病院 (丹波市氷上町絹山、 大塚浩之院長) で3月19日、 手術棟の竣工式があり、 関係者が工事の完成を祝った。 4月1日から利用を始める。 消化器外科と整形外科の手術を手がけていく。
新館の急性期病棟2階で接続する。 1つだった手術室を2つ (約40平方メートルと約50平方メートル) に増やし、 それぞれ外科、 整形外科用とする。
消化器外科の手術室は、 患者負担が少ない腹腔鏡手術が行えるシステムと最新の超音波凝固切開装置を備えた。
消化器外科が専門の前県立西宮病院長、 藤本高義医師 (68) を手術管理室長に迎えた。 藤本医師と迎山恭臣副院長 (55) に、 非常勤医師の応援を得て手術を行う。
大塚院長 (42) は、 「新しい手術室が、 さらなる地域医療の貢献につながると期待している。 新たに医師を迎える礎にもなれば」 と話している。
2階には、 手術室のほか、 手術道具の洗浄室、 組立・滅菌室なども備える。 1階はカルテ庫。 延床面積は、 約275平方メートル。