丹波黒大豆をアジアへ輸出 日本貿易振興機構・重点10件に選出

2014.06.15
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 兵庫県産の丹波黒大豆がこのほど、 日本貿易振興機構 (ジェトロ) が今年度、 重点的に輸出促進する農林水産物 「加速的重点プログラム」 10件に選ばれた。 香港、 台湾など東南アジアへ今年度、 約200万円の輸出額を目標にする。

 昨年度、 輸出支援策 「一県一支援プログラム」 (3カ年計画) を立ち上げ、 全国50件を選定。 兵庫県では丹波黒大豆が選ばれた。 今年度、 プログラムをさらに推進しようと10件を選定。 「日本的な特徴のある産品の海外販路開拓」 分野で、 「丹波黒大豆を東南アジアへ」 は、 「ニシキゴイを中東へ」 (新潟県)、 「盆栽をEU、 ベトナムへ」 (香川県) とともに選ばれた。

 昨年度、 JA丹波ささやまや市内の事業所などから輸出開拓についてヒアリングを実施。 今年度は、 丹波黒大豆をPRする広報パンフレットの作成や8月に香港で行われる 「フードエキスポ」 への出品、 市場調査などを計画している。

 

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