西日本のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)155店舗が参加しているご当地メニューコンテスト 「西イチグルメ決定戦」 の関西ブロック大会がこのほど、 辻学園調理・製菓専門学校 (大阪市北区) で行われた。 予選を通過した8点が出品され、 西紀両SAレストランが1、 2位を独占。 12月10日、 同校で行われる最終戦 「西イチ決定戦」 に出品される。
プレゼンと、 試食によって、 味覚、 視覚、 お値打ち感など総合的に審査された。
上り線レストラン 「しまぶん」 の 「丹波篠山御膳デカンショやぐら」 (1460円) が関西ブロック1位を獲得。 関西35点の頂点に立った。 今年8月の豪雨で2日目が中止になった「デカンショ祭り」の「来年こそは両日開催を」との思いを込めて作ったメニュー。
同店の中島信裕・ホールマネージャーは 「前回は西日本4位と悔しい思いをしたので、 ぜひ今度はグランプリを獲得し、 篠山とデカンショ祭りをPRしたい」 と話している。
下り線レストラン 「丹波路野菜食堂」 の 「情熱のひ・さ・ご弁当」 (1500円、 1日限定15食) は関西2位に。 篠山東雲高校産の黒枝豆 (収穫時期以降は黒豆) をトッピングした 「地元産豆腐・柚子味噌がけ」 や 「氷上高校ポークの角煮」 などを瓢箪(ひさご)型の漆器一椀ずつに盛った。
同店を運営する光明興業 (本社・大阪市) のサービスエリア事業部の尾谷卓史部長は 「篠山の地でお世話になり1年半。 より地元と連携したメニューで上位を狙いたい」 と話している。