増築棟に普通教室配置 基本設計まとまる 青垣の統合小学校

2014.12.25
ニュース丹波市

青垣小学校校舎増築のイメージ図

青垣地域の4小学校が統合し、 現在の佐治小用地に2017年4月に開校予定の丹波市立青垣小学校の基本設計がまとまった。 鉄筋コンクリート造り3階建ての校舎を増築し、 既存校舎と渡り廊下で結ぶH型の校舎になる。 今年度中に実施設計をまとめ、 来年度から工事にかかる。

増築棟は、 既存棟 (鉄筋コンクリート造、 4階建て) の東側 (運動場側) に建設する。 建築面積約961平方メートル、 延床面積約2671平方メートル。

増築棟の2階と3階に普通教室を集めるほか、 1階に保健室、 特別支援教室なども設ける。

既存棟は、 1階がランチルーム。 2階が集会室や少人数教室、 3階が図書室、 理科室、 パソコン教室、 外国語活動室、 音楽室など。 4階が家庭科室、 地域交流室、 児童会室などにする。

内装は、 地域産の木材を多く使い、 温もりのあるものとする。 外観は、 勾配屋根の校舎とし、 既存棟と増築棟を結ぶ渡り廊下は透明感のあるデザインとし、 できるだけ中庭に太陽光が注ぐようにする。

スクールバスの停留所は、 既存の神姫グリーンバスの 「佐治学校前」 を拡張して使うことを想定しており、 既存棟と増築棟の間に児童の昇降口を設ける。 昇降口ホールに隣接して展示ギャラリーを設け、 児童の活動を展示すると共に、 悪天候時のバスの待ちスペースとしても利用できるようにする。

既存棟北側の旧青垣幼稚園跡は、 駐車場に使うほか、 将来のアフタースクール用地としても検討できるようにする。

体育館も屋根やトイレの改修、 耐震補強などを行う。

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