台風18号による災害の被災者を支援しようと、丹波市内の民間7団体でつくる「ちーたん災害サポートネット」が9月19日午前9時―午後3時、柏原町に借りた倉庫で、軍手やタオルなど支援物資の持ち込みを受け付ける。後日、被災地で活動しているボランティア団体に届け、そこから被災者に配ってもらう計画。同団体の奥畑和也さんは、「タオル1枚でもいいので、多くの人に協力してほしい」と呼びかけている。
柏原厄除大祭の抽選会場として使用されている建物(同町柏原173)で受け付ける。タオルやブルーシートのほか、新品の毛布と軍手、靴を募っている。
届け先は、昨年の丹波市豪雨災害で活動した2団体。竹田ボランティアセンターを運営した「チーム神戸」と、一輪車など復旧作業に必要な道具を丹波市社会福祉協議会に寄贈した「レスキューストックヤード」に送る。宮城県大崎市で活動中の「チーム神戸」に靴を、それ以外は栃木県で活動している「レスキュー―」に託す。
「ちーたん―」は、昨年の丹波市豪雨災害を受け、丹波青年会議所の呼びかけで今年5月に設立された。有事の際にはネットワークを通じて連絡を取り合い、災害支援活動に取り組む。当日の仕分け作業を手伝ってくれるボランティアも10人ほど募っている。奥畑さん(TEL090・5907・9410)。